ここでは一般車意外(トラック・バスなど)のハイブリッド車を紹介しています。
三菱ふそう エアロノンステップHEV (大型路線バス)
ハイブリッドシステム |
シリーズ式 |
バッテリー |
リチウムイオン電池(612V) |
エンジン型式 |
6M61(ディーゼル) |
総排気量(L) |
8.201 |
燃費(重量車モード) |
----km/L |
シリーズ式ですのでエンジンを発電機のみに利用し、駆動はモーターで走行しています。
バッテリーは屋根の大きく出っ張ってるところに入っており、ハイブリッド車では珍しいリチウムイオン電池が使われています。
またブレーキやパワーステアリングはエンジンの回転を動力源としていますが、発進時や低速走行中はバッテリーに蓄えられてる電気で走ることができエンジンが止まっている時もありますが、その場合は電池による補助システムが動作してブレーキなどのシステムを補助しています。
日野 ブルーリボンシティ ハイブリッド (大型路線バス)
ハイブリッドシステム |
パラレル式 |
バッテリー |
ニッケル水素電池(---V) |
エンジン型式 |
JO8E-1M(ディーゼル) |
総排気量(L) |
7.684 |
燃費(重量車モード) |
4.25km/L |
上の三菱製と大きく違うところがハイブリッドシステムです。日野はパラレル式を利用しています。またバッテリーもニッケル水素を利用。
走行時は当然エンジンが常に動いていますが、停止時はアイドリングストップでエンジンが止まります。
このバスは車高調整機能が付いており、ドア側のみの車高を下げたり、車両全体を60mmダウンや50mmアップできるなどとハイブリッドシステム意外にも高性能なシステムが備わっています。
日野 デュトロハイブリッド
トヨタ ダイナ/トヨエース
ハイブリッドシステム |
パラレル式 |
バッテリー |
ニッケル水素電池(288V) |
エンジン型式 |
NO4C-TN(ディーゼル) |
総排気量(L) |
4.009 |
燃費(重量車モード) |
10.40km/L (2t車の場合) |
この日野・デュトロハイブリッドと、トヨタ・ダイナ/トヨエースは、車名は違いますが車体そのものは全く同じです。 製造元は日野でOEM供給の形でトヨタでも販売しています。
こちらはパラレル式なのでエンジンの補助としてモーターが付いています。
アイドリングストップについてはスイッチ操作でON/OFFが切り替えられるようになっています。
写真は左が日野デュトロハイブリッド、右がダイナとなってます。両社ともカーゴ・アルミバンがあります。
三菱ふそう キャンター エコハイブリッド
ハイブリッドシステム |
パラレル式 |
バッテリー |
リチウムイオン電池(346V) |
エンジン型式 |
4M42(T2)(ディーゼル) |
総排気量(L) |
2.977 |
燃費(重量車モード) |
10.60km/L (2t車の場合) |
エンジンがは小型ですがモーターがアシストするため3Lでも十分な使用になっています。また小型+ハイブリッドシステムで二酸化炭素の排出量も少なくなり、燃費もよくなります。
このトラックも日野デュトロハイブリッド同様にアイドリングストップが可能で、ON/OFFスイッチがついています。
写真はアルミフラットバンとなってます。
おまけ
キハE200形
ハイブリッドシステム |
シリーズ式 |
バッテリー |
リチウムイオン電池(---V) |
エンジン型式 |
DMF15HZB-G(ディーゼル) |
総排気量(L) |
------ |
燃費(重量車モード) |
------ |
ご覧の通り汽車のハイブリッドでございます。
屋根の部分にバッテリーが積まれており、エンジンで発電した電気をバッテリーを通して駆動用モーターにまわしています。
これにより低燃費で有害物質の排出の削減となります。また駅での停車時はアイドリングストップもできるようになってます。
この列車は07年7月31日より小梅線にて世界初の営業運転が行われています。
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