総計: 272810  今日: 6  昨日: 18       Home Search
HYBRID エスティマハイブリッド&オッティ
エンジンの仕組み
エンジンの仕組み2
燃料電池車
作品展
DMV
豆知識
リンク
 管理人
自己紹介
日記(別サイト)
 ハイブリッド関係
ハイブリッドエンジンとは?
ハイブリッドシステムの種類
ハイブリッドの仕組み
プラグインハイブリッド
 ハイブリッド車紹介
エスティマハイブリッド(トヨタ)
アルファードハイブリッド(トヨタ)
ハリアーハイブリッド(トヨタ)
クルーガーハイブリッド(トヨタ)
プリウス(トヨタ)
クラウンセダン マイルドハイブリッド(トヨタ)
GS450h(レクサス)
LS600h/LS600hL(レクサス)
インサイト(ホンダ)
シビックハイブリッド(ホンダ)
ハイゼットカーゴ ハイブリッド(ダイハツ)
その他
 ハイブリッド車   アンケート
アンケート
 その他
チャット(メイン)
共有チャット
クルマの評価
キリ番
友達紹介
掲示板(画像もOK)
お絵かき掲示板
Monkey Banana
-->
 ボックスのタイトル : ハイブリッド関係
 題名 : ハイブリッドシステムの種類

◎ハイブリッドの種類(分類)について

現在ハイブリッドシステムには3つほどの種類があります。

この3の分類はエンジンとモーターの利用の仕方による違いなのです。

最終的に駆動に使うメインの動力源がエンジンなのか、それともモーターなのか、もしくはエンジンとモーターの両方なのか。

こう言った違いで単にハイブリッドとと言っても色々と仕組みやシステムが違うのです。

システムにはそれぞれの呼び方があり、まず一つ目に説明するのがシリーズハイブリッド、二つ目にパラレルハイブリッド、そして最後にこの二つが合わさってると言えるシリーズ・パラレルハイブリッドの3つです。

 

 

 

◎シリーズハイブリッド方式

この方式では電気自動車と言えます。電気自動車はバッテリーで充電して走るわけですが、これは充電する代わりに発電機が搭載されており、発電機だけを動かすためのエンジンが搭載されています。ですので、このシリーズハイブリッドは駆動に使われているのは完全にモーターのみなのです。

この場合電気自動車と違って、発電機を積んでるわけですからバッテリーの大きさ(容量)も小さく済むのです。これにより電気自動車よりコストが安くなり、さらに効率も良くなるのです。

またエンジンから発電機を通した電気を直接駆動モーターに流し、わざわざバッテリーに溜めてから駆動モーターを動かした方が効が悪くなってしまうのですが、もし直接発電機からの電気を駆動モーターに繋いでしまうと、急発進や急な上り坂なので大きな力を必要とする為、発電機からの電気だけでは足りなくなってしまうので、どうしてもバッテリーは必要となってしまうのです。

また減速時には駆動用モーターから発電(回生)し、充電もできるのです。

最後にこのことからエンジンは発電のみにしか利用されない為、小出力でエンジンの回転数の範囲も限定してるのでエンジンの効率が良く、さらに燃費が良く、そして排気性能も良くなるのです。

 

補足

1、エンジンとモーターの割合は、発電するためにエンジンも動いており、駆動用モーターも動いてるることから、割合は半々となります。

2、シリーズハイブリッドとは、エンジンとモーターを直列に使われています。

3、このシステムが使われている車の例は、トヨタ・コースターハイブリド(バス)などです。

 

 

 

◎パラレルハイブリッド方式

この方式は簡単に言いますと、エンジンがメインで補助にモーターが使われています。

発進時はエンジンとモーターが動き、その後加速や上り坂で力が要るとき意外は、エンジンのみの走行になります。そしてアクセルを離したり、減速時は駆動用のモーターが発電機(回生)となり電気をバッテリーの方へ送ります。

ホンダのシビックハイブリッドの場合では、減速時を始めてから時速10km/hを切るとエンジンが停止するようになっているようです。

このシステムだと普通の車に補助のモーターをついたようなもんなので、停止時以外は出だしからエンジンが動いていることになるので、どちらかというとエンジンも燃費性に優れていないと燃費はよくはならないことでしょう。

 

 

補足

1、エンジンとモーターの利用割合は、エンジンがメインでありモーターは補助なので、割合的にエンジンが大幅に締めることになります。

2、パラレルハイブリッドとは、エンジンとモーターが並列に使われています。

3、このシステムが使われている車の例は、トヨタ・ダイナ、トヨエース(トラック・ルートバン)や、ホンダ・インサイト、シビックハイブリドなどです。

 

 

 

◎シリーズ・パラレルハイブリッド方式

この方式は、シリーズハイブリッドとパラレルハイブリッドのそれぞれの特徴を使い、作られたものです。

このシステムではエンジだけが動いたり、モーターのみで走行、または両方を使っての走行ができるなどとかなり構造が複雑なのです。

発進時はモーター(シリーズ)で、加速・力が必要な時はエンジンとモーターが一緒に動く(パラレル)システムになっています。当然アクセルを離したり、減速時は充電(回生)をします。

また上二つにはない、動力分割機構と言うものが付いており、これによってエンジンからの動力を振り分けして、エンジンで走行中にも必要に応じて発電機を回して充電することができるのです。

このことからシリーズ・パラレルハイブリッドは上の二つより格段に優れており、特にこのシステムを使っているプリウスにおいては燃費が35.5km/Lと世界の中でもトップレベルのすごさを持っているのが、このシステムなのです。

 

補足

1、エンジンとモーターの利用割合は、モーターは補助であってもシステムの違いでパラレルより確実にモーターの動いている時間が長いのです。

2、このシステムが使われている車の例は、トヨタ・プリウス、エスティマハイブリッド、アルファードハイブリッド、ハリアーハイブリッド、クルーガーハイブリッドや、ダイハツ・ハイゼットカードハイブリッド、レクサス・GS450hなどです。

 

 

 

 

※1→あの矢印はすべて減速時にタイヤから伝わる動力を表しています。

ハイブリッドの部屋   HP作成日 2005年4月10日