ここでは、燃料電池車について書いてあります。
@燃料電池車の仕組み
水素タンクから水素と空気中から酸素を取って反応させて、電気が作られます。そして、その電気をモータにつなぎ、そのモーターでタイヤを動かします。普通のエンジンでは排気ガスが出ますが、燃料電池では水しか出ないのでとても地球に優しいのです。
A燃料電池車の特徴
長所
1.有害な排気ガスが出なくて、ただの水しか出てこない。
2.石油を使わないのですむ。
3.電気自動車と違って、充電する時間が要らないので、いつでも乗れる。
短所
1.水素やエタノール等を利用すると燃料補給インフラの整備が必要。
2.寒いところでは、燃料電池から出る水を流す管が凍ってしまうので、寒いところでは乗れない。
3.売るとしても、値段が高すぎ。
B燃料電池の構造
燃料である水素と空気中の酸素を電解質である高分子膜の両側に塗布された触媒によりイオン化されますが、この時に水素極と酸素極で電子受け渡しをすることで発電する電池です。なお、高分子膜は絶縁体であり、水素イオンのみ通過させる動きをするので、電気は外部を流れます。
高分子膜を通過したイオンは空気極でイオンと反応し、水になる。このような反応により燃料電池からは、水しか出てこない。
※こちらの方がわかりやすいかもしれません。